岩波チルドレンのブログ うつを超えたどぉ~

はまぐ~のブログ。うつ病を切り抜けた男の雑感を書いています

カテゴリ: 鬱病が治ったきっかけと経緯

結局うつって、心の抑圧が脳の許容量をはるかに超えて、脳が機能不全におちいっているからなるんだな

でも抑圧ってどう外していったらいいか一般的に方法がわからないし、抑圧された悪い感情を取る方法があっても理論だけに終わっていることが多い(実感が強く伴う方法じゃないと決して治らない)

どちらにしてもこの抑圧がうつ悪化の一番のガンとなっているのは確かだと経験上強く思える✊

なぜなら心の抑圧を取り除くことが身を持って実感できた時から、急速にうつ病の寛解がはじまったのだから↗

それに無意識の底にある溜まりに溜まった抑圧を認識しないことには、真のところ、自分の抑圧がどれほどやばいものか気がつかなかったりする

ただつらい、苦しい、苛立たしい、感情が出ない、死にたいと思うだけで、それに耐えても原因がわからないだけに、もっと頭が混乱していく

普通の意識の流れで人間は普段生活しているけれど、その抑圧の真の姿はうかがい知ることはできない

抑圧はその名の通り意識のところにやってこないように、心の底にぎゅうぎゅうと抑えこんでいるのだから

だから抑圧を放置したまま、抗鬱薬治療をしてしまって対症療法に終始してしまう



そこが一般に広く行われているうつ治療の限界だと思うし、多くの人がうつ治療を惰性に続けているんだと思う

抑圧された悪い感情を心に貯め込み続けることは不可能だ💣

それはうつになってしまったことからもわかるし、うつが治らないのもそれが大きな理由だ

まあ、抑圧は普通の意識の流れではない、特殊な意識の変容状態のとき(それもそれが極めて深いとき)にはじめて解放処理ができるようになるけれどね

それでうつが治っていく大きな大きな一歩を踏み出せた

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これじゃあ脳が機能不全になって抑うつ状態がひどくなるのも納得👀

ここから抑圧を外して行って、抑圧を溜め込んだルーツへの執着を外し、うつの苦しさを除いていった

だから抑圧処理が終わった今では、うつは一切再発していない😃

それが本当にできてしまう岩波英知さんは神様のような人だ

果たして、抗鬱剤や本や各種心理療法で、深層心理や無意識の奥底の問題を外していけるだろうか?


うつになりやすい人は、完璧主義やで頑張りやで、融通が効かなくて、遊ぶことが下手で、広い視野がなく、オン・オフの切り替えも苦手な人だと思います

僕もそういう性質が多分にありました

だから、今はたくさん遊ぶし、気分転換が上手になった分だけ、憂鬱な日々とはおさらばできています

以前よりもものごとに対する考え方に柔軟性が出て、良い意味で完璧主義者から脱出しました

思えば、僕は何にも悪いことはしてこなかったのに、あんな地獄に突き落とされたような苦しい鬱状態になるなんて、やってられない思いでした


腹立たしかったし、なぜ? なぜなんだ? そういうことばっかり考えてました


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僕の経験から、うつが回復に向かう人は、自分の考え方、認知の仕方を根本から大きく変えられた人だと思います

岩波英知さんの心理・脳内プログラム(神経症克服プログラム)にかよっている人も、うつが治った人は、がんじがらめの性格が柔軟になっていきますし、広い視野を持てるようになっています

言ってみれば、うつの人は僕もそうだったけど、悩むことしか毎日やってこなかった

そして、それも気づいていないことが恐ろしいです

それは長い年月にそれしかしてこなかったからで、そういう性格が成功を収めてきた要素になってきたかもしれないけれど、一つ歯車が狂ったら、悪化することしかできなくなる

だから、うつになってしまう人は、うつにどんどん突入していく時の『自分』が変わっていない限り、一時的に回復しても、またいつ落ち込みの悪魔に襲われるかわからないと思うんですね

いくら休職しても、ストレスから解放されても、その自分であるかぎり、また新しく焦りとストレス要因を、休息の中にも見出してしまいます

だから、病んでいただけでも、時間をかけてゆっくり治そうとしても、いつまでたっても同じ状況のまま、時間を無駄に過ごしてしまって、復帰する頃にはもはや3周遅れぐらいになってしまって、またおちこむことになっちゃう




うつの厄介な点に、再発の恐怖があるけども、同じ性格・性質のままだと、また何か心に負担がくるような出来事や事件に超面した時、心や脳が、以前と同じ回路で対処してしまって、うつの悪魔が忍び寄ってくるんだと思う

だから、自分の性格はしっかりと把握しておいたほうがいいです

何が自分で自分を追い詰めていったのか、その性格や考え方・捉え方;認知の歪みが、いかにしてできあがってしまったのか、しっかりと認識することが大事

うつを治すためには、うつという症状だけを見ていると、薬漬けのうつ闘病となってしまうんで(症状が上向いたかどうかだけしか見ない)、うつ病になる自分とその生い立ちから見つめなおしてください

うつになるからには、原因があります

わからないという人は、原因を直視したくないとか、精神的なものから来ているのではなく、ただの脳の病気だと信じたい人なんだと思います

人は生きていれば、色々なストレスに晒されるし、ストレスに負けるのは決して恥じゃない!

問題は、そこから立ち上がるかどうかだから、うつを薬を飲んでやり過ごそうということだけは、あんまりしないほうがいいと思います

今のうつが結果であるならば、原因は生い立ちの中にあるし、その生い立ちの中で、どういう自分が作り上げられて、うつに突入してしまう自分になってしまったかは、大事な部分です


ただし、注意点があります

あんまり過去の辛いことばっかり向き合っていると、うつが一層悪化するので、一人だけでもがかないほうがいいです

認識することが大事なので、『うつになって仕方がない部分があったんだな~』ぐらいに思ってくれれば、次にやるべきことが見えてくるはずです

それは過去の人生に対しての執着を外していくことと、それまでの自分の思考や認知の部分を変えていくこと

最初に言ったけど、うつになりやすい思考の部分が変わって行かない限り、いつ再発するかわからない

また変えられないのは、過去の流れの中で、執着していることがあって(それはトラウマだったり、孤独だったり・・・・)、いつまでもそこのしがらみから抜け出ることができないから、前へ進めないということ



一つ例を取ると、うつの人の親に多いのが、厳格な人間味が少ないタイプ

その親から、自分がどう影響を受けて、融通が効かない精神的にすり減らしていくような生き方になったのか、そういう呪いがあるわけです

でも、悩んでいる本人にとって、それ以外の生き方なんて考えられないし、どう変わればいいかわからない

そこが執着しているから、周りが見えなくなっているということなんです

そういう自分でやってきたことを、今更変えるなんて恐怖

むき出しの生身の自分に立ち返ることは不安でたまらない

そこも執着しているから、なにかアクションをしようとすると恐怖と不安がつきまとっちゃう

親からの刷り込みがずっと幼少期から続いてきたら、そりゃあ誰だって、それ以外の自分になることは不安でたまらないと思います

でも、そこを突破しない限り、うつになった自分が、うつを治せることは、とても困難だと思う


うつが治ったというのは、過去との決別です

それは自分自身の今までやってきたことを捨てる勇気がなくちゃできないこと

いつまでも過去の自分に執着していたら、未来はないと思うんです

僕はそういう執着をどう外して行ったかというと、岩波英知さんの神経症克服プログラムで、深いすごいトランス状態に入って、過去の自分の流れを洗い出して、抑圧を取り除き、執着を外していくことで、『うつになって当たり前の自分』を受け入れて、新たな第一歩を踏み出しました

いくら頭で過去の執着=呪いを外そうとしても不可能です

だから、無意識の深い部分で処理することが大事

感情で抑圧とトラウマ処理をしないと、心を洗うことはできないんです

過去への執着が減っていけば、柔軟な思考ができるし、都合よくものごとを捉えられるようになります

だから、今も再発していないし、理由のない強さを自分自身に感じられるようになりました

自分自身への信頼感というものです

それがあるからうつが治ったのだと思います


うつ解決に至るきっかけについてのお話


エンジニアという職種である以上、頭を働かさなくてはいけないし、食っていけない


だけど、うつになると判断力思考力が低下し、さらに抗うつ剤を飲むと頭の働きや知能が10分の1くらいに落ち込んじまう


頭がぼーっとしているし、何とかクリアにしようとしても、暗雲が晴れてくれたことは一度もない

眠いし、だるいし、きつい


だけど意識の力でどうにもならぬ

最悪の落ち込みは抗うつ剤でとりあえず防げるとしても、この先、薬への耐性がつき薬の量を増やされるかもしれない

そしたらますます脳の働きが鈍くなる

このままでいいのだろうか? ずっとずっと病院通いして薬がなくちゃ生きていけない人生になるのだろうか?

未来はないし、抗うつ剤治療に不安と恐怖を生じるようになってしまったのだ



僕はあるところまではうつが改善できても、そこから先は入り込めない自分の壁がある感じがした

この壁を感じ続け、どんな手段でも効果が上がらずマンネリ化すると思い、様々な心理療法(精神療法)を探し始めた

それらはこちらを参照して下され右斜め下
  1. はまぐぅの経験したうつ病治療 カウンセリング編
  2. 精神科抗うつ薬投薬治療
  3. パキシル(抗うつ薬)減薬 うつ病と減薬体験
  4. はまぐぅのうつ病治療体験記
  5. うつ病認知行動療法体験記
  6. うつ病治療 精神科にて

うつ治療法に関する本ならとことん読んだ

どれも自分のどうにもならない抑うつ心理状態に決定的な影響を与えられない(本だからしょうがないんだけど)

だから、専門家の先生による決定的な治療法を探した

認知行動療法の時に感じた、「これ以上進めない壁」の先に僕を導いてくれる心理療法を期待して

壁の向こうに連れて行ってくれる克服法はないかと、うつの重い頭で「何気な~く」検索していると、うつ克服体験記が書かれてあるブログに目がとまったどんっ(衝撃)


抗うつ剤も駄目、何も駄目、あれも駄目、これも駄目だった鬱病の人が改善へと向かった話だった

その人の求めていた「心の根っこからのうつ解決」が、その時僕がまさに求めていた治療法と同じだったから目にとまったんだろうな

うつを気力で切り抜けようと頑張っても、頑張れない、いやいや、ますます落ち込んでしまう症状だから、心の根っこに意志力では手の届かない病巣が潜んでいるに違いないちっ(怒った顔)
薬物治療だけやっていて、他は何にもしないでいたら、薬に頼り切って、永遠に気づかなかったに違いない

心の根っこから解決できるという克服法は魅力的にうつった

心の根っことは、いわゆる深層心理とか無意識と呼ばれる、心に占める割合が膨大な分野のこと。8割とも9割ともいわれる

でも、なかなか手が届かない!失恋意識できない部分だから、この大きな世界で問題が起こっていたら、ひたすら耐えるしかない

無意識に手が届くためには、そのブログの体験記によると、意識がすごく変性している状態で理性や批判力がなくなっていて、無意識の扉が開いている状態が必要とのこと

そんなことできるのか? できるならお目にかかりたいよ! と夢物語な風に思ってた

でも、のちのちに実際にできたし、無意識の扉が自分でも開いているのがはっきりわかった時は、夢が実現したと思った!




とはいえ、誰だってそう簡単にできるわけじゃない


しかもただの変性した意識とか瞑想状態のレベルでは、とてもじゃないけれど無意識の世界には入れないし、鬱病を根っこから壊していくこともできない


神業を持った人じゃないと無理な世界だひらめきとブログの体験記には書いてあった

いわゆる街の催眠療法や自律訓練法で導かれる催眠状態では、心の根っこには手が届かない(という)

あれは無意識からの根本解決を謳っているけど、実は心の浅い部分しか手が届かないらしいし、治る実感も非常に薄いらしい

でも、目に見えない無意識という世界だから、それを利用して、お客を呼び込んでいるとのこと


実際に無意識の世界に入るという行為が現実化させることができる、そんな神業を持っている唯一の人間が岩波先生だという

その人に俄然興味を持ち、岩波英知さんのサイトに書かれてある「岩波英知の言葉・講演集」を読み、ますますこの人しかいない! と強く思った

かなりの分量があるから、自分に当てはまる分野だけ読んでもいいと思う。




岩波さんに会ってもいないのに、この先生しかいないという直感を持てたのも不思議だったが、運命の出会いになるときって、そんなものかもしれない

神業だという技術力の高さや評判の高さ、岩波さんの考え方を知るうちに、お金をどんなに支払っても、どんなことをしてでも受けたいと思った

受けずして、うつ治療を諦めたくなかった

「これ以上進めない(無意識の)壁」を取っ払ってくれるのはこの人かもというような期待があった

僕が求めていたものと、そのブログに書かれてある(リンク先にそのブログが掲載されていますのでそちらからどうぞ)ことがぴったり一致していた

認知行動療法治療中に感じた、僕の中のうつ改善の壁を越えられないままだと、一生同じ状態で苦しみもがいて疲れ果ててるだろう

良くならないまま、不眠、焦燥感、偏頭痛、異常なほどの肩こり、食欲不振、無気力、能力衰退、楽しめないし笑えないし感動できない状態が続いていく


うつに取り憑かれている自分の半生を嘆く羽目になることは確かだった


それだけは嫌だ! ここでやらないといけない! これはやるしかない!

しかし料金が高い

でもそんなことは言っていられない


お金を払えば、一生ものの自由な抑うつとは無縁の心になれる


貯金はあったし、一生抑うつ状態で、しかも休職せざるを得なくなるリスクに比べたら、なんと安いことか!モバQ(とはいえ、うつ病で無職の人で貯金もない人だとなかなか手が届かない料金でもある)

失業手当や生活保護を受けて生きなければいけない不安に比べたら、いまここでやっておくべきだと思った

それにスゴ腕の先生だけあって、予約もものすごいらしい(やっぱり、すごい人数の人が全国隅々から通っていた。お医者さん、会社経営者、弁護士、会計士、芸術家などなど。さすがカリスマ!exclamation

うつは解決を先延ばしにしてしまうと、治る労力がどんどん増えてしまうそうだ

時間との勝負だと思って、思い切って岩波英知さんの「心理・脳内プログラム」の門を叩いてみた

ワクワクとドキドキが入り乱れた精神状態だった

やっぱり不安だし期待もある


期待があるから不安にも感じる鬱病の思考

この先、自分は一体どうなっていくのだろうか、変われるのか、抑うつから解放されるのか?

家での訓練プログラムもちゃんとやっていく決意でいた

これをやりこむかどうかで、効果が出始めるのが変わってくるらしい

長くなってしまったので、今日はこれまで。手(パー)

壁を突破していく自分の話
こちらに続く


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