岩波チルドレンのブログ うつを超えたどぉ~

はまぐ~のブログ。うつ病を切り抜けた男の雑感を書いています

カテゴリ: 経験した鬱病治療法

夏の記事だけど、面白いうつ治療に関する記事があります



まずはご覧を・・・



幻覚剤、心理療法との組み合わせでうつ病などに効果も


8月20日


[ロイター] スイスの科学者が18日、LSDやケタミンなどの幻覚剤は心理療法と組み合わせることで、うつ病、強迫性障害、慢性痛などの治療に効果をもたらす可能性があるとする研究結果を発表した。

 チューリヒ大学精神病院のFranz Vollenweider氏らが専門誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」に研究結果を掲載した。
 幻覚剤を使用することで、患者は抱えている問題や痛みの強さなどに対する見方を変え、心理療法士とともに新たな問題対処法を試みることができるという。ただし、治療に用いる幻覚剤は少量のみとし、投与期間を短期間に抑えることが重要であると付け加えた。
 また、米研究者が今月発表した別の研究でも、双極性うつ病の治療にケタミンの注入が効果的であることが示されている。

怖いけれど、面白い記事ですな



でも、薬への依存性がある人なら、幻覚剤や麻薬に依存してしまうんじゃ?



やっぱり苦痛だから現実から逃避したくてドラッグに薬を出すように、うつ病なんて一番逃避したい心理状態なんだから、机上の空論だと思う



一部の抗うつ薬だって、一種の覚醒剤と言われているわけで、薬を強くしましょうといっているようなものかもしれない



幻覚剤は短期間少量、というのが果たして現実的にできるのか?



西洋精神医学の薬物依存過多もここに極まれり、ですな



で、ここで何を思った方というと、脳にはせっかく脳内麻薬が大量にあるのだし、それを医療すればいいジャンということ!



深いトランス状態や変性意識状態に入った時、脳内モルヒネなどの脳内麻薬がどんどん溢れてきます



しかも、自分で出すわけだから、依存もしないし、心地よさや不安がなくなったり、非常にリラックスした状態(それも半端ない!)になれるし、記事の理論倒れのような「外部からの覚醒剤、麻薬投与」なんか使用して、廃人を生み出せいかねない状態を生み出すより、よっぽど有意義だ



岩波英知さんがその第一人者だろうし、実際の脳内麻薬を出すなんて芸当は、岩波さんにしかできないものにせよ、やっぱり自分の脳みその中で起こして、うつ克服に利用した方がいいに決まっている!



うつ病は脳内ホルモンの分泌異常から起きるらしいが、それなら薬に過度に依存せず、脳内ホルモンをどんどん出す方法があるのだから、それを有効活用すればいいと思った



自分の脳内の問題は自分の脳の中で解決した方が健康的だと思う



あとはやっぱり考え方やとらえ方を変えて、脳に悪影響を自分で与えてしまう思考回路を変えていくことも重要だった



脳だけで考えると、麻薬や覚醒剤投与までいっちゃうけれど、心理や思考回路からもアプローチしていかないと、社会的な廃人がどんどん生み出されるだけだと思う



アメリカでも記事元のイギリスでも、うつ病と抗うつ薬治療の行き詰まりが叫ばれているらしいし、この記事は一種の弊害が生み出したものだと思った



脳内麻薬は僕も経験があるが、決して過度に依存しないし、ただただすごいと思える状態だった



疲れもそれによってリセットすることができて、日々のエンジニアの激務をそれで乗り切ったことがあるから、経験からはっきり断言できる



それにそれを出してくれる状態(深い変性意識状態、トランス状態)に導いてくれて、ノウハウを教えてくれる脳の魔術師岩波さんが実際にいるわけだから、机上の空論でもない



実際体感したなら、脳内麻薬っていうか、自分の脳の偉大さ、神秘性に驚くだろうな



だからこそ、うつは脳の神秘性、奥深さが生み出す、マイナスの神秘なんだろうけどね


最悪だった気分障害も晴れてきて、抗うつ薬の量も減っていった


でも、医者からショックなことを言われた💔


このまま抗うつ薬を使わずに過ごしたいって希望を告げただけなのに、医者は薬をもう出さないでくれという意味でとったのか


「はまぐぅさんはこれからずっとうつと付き合って行かなくちゃいけないから、うまく薬でコントロールする方法を考えていきましょう」と言われた😞


え??? 一生? 治らない? 😞


徐々に回復してきたが(ちょっとマンネリ気味とはいえ)、これ以上うつ改善はあり得ないことを言われて、かなり凹んでしまった😵

一生薬を毎日飲み続けなくてはいけないのか?


抗鬱薬を飲む前と飲んでからでは、仕事の能率もかなり違ってきて、少しでも減らしたかったのに!

人並みに仕事をしたい気持ちすら、否定された

「もっと簡単な仕事をやったほうがいい」(たしかにそうなんだけど。過労はうつに良くないし)

でも、プライドがあった😠

エンジニアの仕事をしたかったし、そのためには頭をしっかり働かせないといけない

うつは判断力、思考力、記憶力、スピードすべてが落ちてしまって、ミスも多くなる。それも初歩的なミス

はたして、このまま抗うつ薬にお世話になって(それも一生罪悪感を感じながら)、人並み以下の簡単な仕事をしなくちゃいけないのか




僕はそこまで落ちてしまったのか・・・それが現実なのか

かなり悩んだ☔ 悩むと当然うつが悪化した。焦ったのもいけなかった

もし抗うつ薬と一生付き合っていくという覚悟を持てたら、それはそれで心は安定するんだろう

でも、まてよ?

薬をずっと飲み続けると言うことは、医者が儲かり続けるということじゃ?🏥v

単にうつの現状を医者は言いたかっただけなのかもしれない。でも、裏にある意味まで不信がって聞いてしまうようになった

つまりは医者との信頼関係が崩れはじめた🏥💔😵


精神科医と患者、ここに信頼関係がなくなるともうおしまいだ

医者から出される薬も、疑いながら飲むし、このまま先治る希望の光はあるのか?

前の精神科医のように薬の自動販売機になりそうな予感がした

患者側もマンネリ化を感じると、医者の方もマンネリを感じるんだろうな↘ だから、カウンセリング、診療そのものが事務的になる

「どうですか?」「じゃあ、これを出しておきましょうね」 こういう会話になると、もう五分診療になってしまう。五分診療もかかっていない、三分ぐらいだろか

暗鬱な気持ちになって診察室を出た

受け取る側の問題もあると今思えるけど(うつ病だったし)、うつ回復に少しであるが希望を持っている時に、ショックなことを言われると、かなり凹む

医者は凹ませるために言ったわけじゃないことは頭では理解しているけれど、マイナス思考だけは止められなかったし、不信感は拭いようがなかった

凹むからこそうつなんだろうけど、この先精神科治療を続けても意味がない、いや先がないと思い始めた

はまぐぅのうつ治療の彷徨は続く↩



次は岩波英知さんというスゴ腕の心理療法士との出会いを書いていきたい

その後、はまぐぅは、結局認知行動療法を行う病院も辞め(医者との信頼関係が崩れたため)、別の心理療法・精神療法を探すことに

瞑想もいいかもしれないとか、瞑想やヨガで脳内麻薬をいっぱい出せば、気分が晴れてくるんじゃないかとか

認知行動療法で楽になったのは確かだから、まだ他にやり方があるだろうと思った

そこに一縷の望みをかけた。一生、薬漬けは嫌だし、脳をフル回転させて仕事もしたい!

焦りはよくないのはわかっているけど、焦ってしまう精神状態だった😵

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パキシルの減薬が大変だった!🏥



5mg、10mg減らすのさえ、どんだけ体に負担が来たか!



不安発作もこのときに起きた💔



パニック障害になってしまったかと思うくらい。そのあと抑うつがひどくなった




薬にもいろいろある中で、抗うつ薬の類はかなり強い薬だと認識しよう!⚡



5mg、10mg減らしていくことさえ、ものすごい大変で、同じ体験している人たくさんネット上でいます



いきなり断薬は危険だからやらないように!!



減薬でもきつかったのに、断薬を強行すると精神的に崩壊しそうになるから



慎重に、慎重に、焦らず、ゆっくりと



うつは医者が作るとか、うつだと思っていた症状の多くは薬が作りだしていたという怖い話がけっこーあるよね🏥



言いすぎなとこもあるけど、完全に外れてるわけじゃない



パキシル減薬のときに、明らかにうつ以外の精神的なきつさがあらわれた



それを医者に言ったら「薬のせいじゃない、うつの症状」だと言われた



なんでもうつのせいにするのはどうか😠



抗鬱薬を飲んでもきつさが変わらない場合、一回慎重に減薬して、薬を体から外すことをしてみたらいいと思うな



そのときの症状が本来のうつの症状なんだし。立ち位置がわかるから、それからどう対処していくかわかることもある



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抗鬱薬はやばい薬なのはたしか。それとうまくつきあっていなくては未来はないのだと思います。

減薬、断薬含めて


抗うつ薬でうつが治ったとは言いません


うつが寛解したというのも抗うつ薬の治療がいかに難しいかの裏返しです


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工学部は、文系に比べると非常に忙しく、留年の恐怖が。。。ある🏢

文系の友達に聞くとなんつー楽な大学ライフだったんだとうらやましい

うつになってから、ほんとうに勉強がきつかった

なんで好きこのんで工学部に入っちまったんだ! と思ったが後の祭り

担当教授に正直に精神的に、気分的に優れないことを告げた

うつとか精神科に通っているとは言えなかった

教授は察してくれたのか、それから優しくしてくれたし、気づかってくれた

考えてみると、いい人に恵まれたんだなと思うよ

世の中にゃ、いい人もいれば😃、むかつく野郎もいる😠

どちらに向き合って生きていくかじゃないかな

たしかにむかつく野郎がたくさんいたし、いろんな心労ストレスが重なって脳内の神経伝達物質がおかしくなった

人間不信に完全にならなかったのは、カウンセラーの先生や担当教授のおかげ。救われたことは多い

うーん、出会いって重要だ

運命とは出会うことなんだなって思う

もし最終的に岩波英知さんいう天才セラピストに出会ってなかったら、いまだにうつが治った結果なんてなかったのだから

いまもうつ闘病中の人で、ずっとずっと治る見込みが無い人は、出会えていなだけなんだと思う

効果が出る治療法や真の実力者に

今日は はまぐぅの服用した抗うつ剤を紹介

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心療内科🏥で出してもらった薬はたしかデパスとルボックスだったかな

お薬手帳をつけておけば良かった!

その後精神科の治療に変わって、ルボックスがパキシルになり、デプロメールに次になりました
🏥
なぜ次々と抗うつ剤が変わっていたかってゆうと、副作用がひどかったから

そりゃひどいもんでした

パキシルが一番つらかった。合う人合わない人がいるけれど、パキシルは特にそれが激しいみたいだ

今はパキシルの副作用の大変さがネット上でもあふれてて、みんなそうだったのかと納得

医者は副作用がないからとパキシル(SSRI)のことを言っていた

正確に言えば精神科医はこう言いたかったんだろうな。「昔の抗うつ剤にくらべて、このSSRIは副作用がない」と(怒)

副作用がないと精神科医に言われたら、いつまでたっても薬慣れしなくても我慢してのんじまうじゃん!

副作用のつらさを訴えても、慣れる、様子を見て、それうつの症状だから! と教科書的なことを言われた

それじゃ、薬の自動販売機のナビゲーターの声と同じじゃ?

抗うつ薬治療は、一つのうつ治療方法であって、すべてではないと言いたい

最近抗うつ薬の副作用の弊害が声高になってきてる

自殺を引き起こしてしまうとか、暴力的になったりとか、人様を襲ってしまうとか

喉の渇きとかだるさなんか、うつの症状なのか薬の副作用なのかわからないけど(希死念慮ってやつも)暴力的とか人殺しをするなんて、うつ症状ではないし、あきらかな薬の影響でしょ!

抗うつ薬は相性もあるかもしれん

別に攻撃的になったわけじゃない。ただだるさやきつさが増したぐらい(パキシルの場合)

でもシャンビリがあったし、きつかったなぁ

抗鬱剤はうつの地獄からぼくらを救ってくれる薬のようでいて、地獄を長引かせる可能性もある両面性を持つ薬です

短期間の服用ならまだしも、それが年単位で時間を重ねていくと、廃人化するリスクも飛躍的にあがってしまいます

こわいことです

今の僕は抗うつ剤も向精神薬のたぐいは一切服用していません

薬を使わずにうつが治ったのです

ほんとによかった


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はまぐぅの経験したうつ治療法を紹介していきたい

おっと、その前にうつと診断されるまでにどんな経緯があったのかお話したいです


のちのちうつになったきっかけや経緯も書いていきたいけど、どうにも気分が塞いで、気力がわかず、いわば抑うつ状態で気分が晴れない時がずっと続いてました

映画を見ても感動できない、そもそも映画を鑑賞しようとも思わない。テレビもばからしい。かといって本も読みたくない

工学系だったから大学の勉強も大変だけど、まったくやる気が起きない。心が追いついてこない

友達と一緒にいても負担にしか感じなかったし、うつの予兆がありました

いい友だちだったんだけど、そいつらと会いたくない気持ちが強まっていった

でも、そのときはなんだかわからん状態で・・・・

精神的におかしくなっていたのは自覚していたし、大学にカウンセラーが常駐していたから、思い切って受けてみようと思った

なかなか踏み切れない時期が続いていてけれど、背に腹は代えられない

こういうことに相談するのは、気が引けるし、プライドの問題もあったけれど



大学の心理カウンセラーはとても親身になって力づけてくれた

はじめて気持をわかってくれる人がいて、とてもホッとしたのを覚えてるな~

ありがとう! △橋さん! 今でも感謝してます!

誰も相談できない状態だったから、まじでありがたかった!

△橋さんの柔和な笑顔は一生忘れられない(泣)

半泣き状態で、涙をこらえるのがたいへんだった。それくらい親身になってくれた

カウンセリングの手法で「傾聴」を主に△橋さんはやってくれたけれど、話を聞いてくれるだけでもうれしかった!

でも、うつの恐れありと言われ、ちょっとへこんだ

心療内科を紹介してくれたけれど、うつは薬を飲んだら治ると思っていたこともあって、当時はほんとうにカウンセリングを受けたよかったと思った

大学のカウンセリング料金はタダ! おそらく学生健康保険(?)から払われていたのだろう

そういや病気になった時も大学にある診察所はタダだった! 逆にお金を払おうとして拍子抜けしたくらいだったよ


うつは一人じゃ決して治らない

一人でうつが治ったら、気力を振り絞って自分でなんとかなる状態だから、うつじゃない

しかし、うつは少しでも足がかかったら、周りの人、うつの専門家、家族みんな協力して立ち向かっていかないと勝てません

引け目に感じる必要は一切ありません。もっとワガママにうつ治療を行いましょう

ワガママ、エゴを充たすことがうつが治ったの大きな力となったから

うつが治ったらあとでいくらでも恩返しをすればいいんです!


「うつは一人で抱え込まないで。抑うつ状態が長く続いたら人に相談しよう」CUT_206.GIF

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