岩波チルドレンのブログ うつを超えたどぉ~

はまぐ~のブログ。うつ病を切り抜けた男の雑感を書いています

2009年11月

自殺とうつは密接💔 自殺者の多くはうつにかかっているともいわれている


「え、あの人が自殺??」という有名人や芸能人のニュースが流れるたびに、ここ数年うつで苦しんでいたなんて書かれている


はまぐぅも自殺願望(希死念慮というやつ)がひどい時期があった😵


自殺ですべてが終わる、死ぬしかない、死にたい、死のう、でも……の繰り返しを永遠と朝から晩まで、いや不眠症で寝られない夜中もぐるぐるぐるぐる頭の中を駆け回ってた😵


自殺願望でも、「あ~死にたい」という惰性で考えている時もあれば、「死ぬしかない! 死のう!」と衝動的な自殺願望が芽生えた時もあって、もし後者の自殺願望が加速してしまったら、やばいことだったです


自殺願望が突発的、衝動的に出た時が一番自分でも怖かった↩💔


なぜ自殺したいくらい苦しいのに自殺しないかというとやっぱり周りの家族のこととか考えてしまうからなんだけど、衝動的自殺願望が出た時はそれすらもすべて吹っ飛んだ


まあでも、親や家族すべてに迷惑と悲しみを与えることは必定


それが重しになっていたから、結局自殺未遂もしなくてすんだけど、このまま寝たまま死ぬことばかり願ってた。車にはねられて死んだらそれはそれで結構、ありがとう! という感じ


眠るように死ぬことが一番の理想であり夢だった 僕の夢が、うつのせいでそこまで墜ちてしまっていた。↘


動けない、頭が働かない。そのくせ、不安ばっかり吸い寄せる、そんな自分が大嫌いだった


嫌いな自分を滅ぼしてやろう、すべてを終わりにしよう。自殺は一番のうつ病解決法に思えてた


でも、重しがある。🏠 その重しが、惰性でぐるぐる考えている自殺願望、希死念慮というやつを押しとどめてくれてた


でも、うつの人が自殺できない理由は、やっぱオイラと同じだろうな~


家族、子供、親、または世間の目であったり、友人、知人、恋人……様々なしがらみの中で自殺願望があっても踏み切れぬ


めんどくさそうに思えるそんなしがらみでも、ちゃんと生命をつなぎ止める役割を果たしてる


だから、うつが回復した今は、めんどくさいしがらみもちゃんと受け入れていこうと決心してる🆗


だが!である。前にも書いたが、突発的、衝動的な自殺願望に襲われた時、そのしがらみも、重しもすべて乗り越えてしまうのだ


まさに死へ一直線という気持になったことがあった↩↘


いま昔を思い出しても、空恐ろしい衝動的自殺願望。理性なんかでとどめられるレベルじゃない!


「死」しかないのだ。他の選択肢はなかった


でも、振り返ると、それが起きた時は決まって、パキシルとかルボックス🏥を飲んだ後だった


うつによる症状で自殺願望が衝動的に起きたんじゃなくて、パキシル、ルボックスなど抗うつ剤のせいだとわかった


何故わかったかというと、薬の副作用にも自殺の恐れありって書かれてあることもあるけど、薬に依存しなくなってからなくなったから(あ~死にたいとは思ってた)


身をもって、自殺衝動という薬の副作用を体験した今は、ちょっと楽になるとはいえ、人に抗うつ剤は薦められぬ


抗うつ薬は一歩間違えると大変な事態になる。医者の想像を超えた事態が起こりうる


それくらい、抗うつ剤のパンチ力、加速力(プラマイ両方向に)はものすごかった


ピタッとうまくはまればいいが、万人にあう薬はないから、慎重に服用しましょう!


うつ病の人を持つ家族の人も、衝動的なものが抗うつ薬を飲んだ後起きていないか観察するといいです


考えに考えたあげく、家族のしがらみを超えて自殺したというならまだわかりますが、薬によって衝動的に自殺してしまうことほど悲惨なことはないと思いますから


うつと自殺願望にまつわる体験談でした

うつ解決に至るきっかけについてのお話


エンジニアという職種である以上、頭を働かさなくてはいけないし、食っていけない


だけど、うつになると判断力思考力が低下し、さらに抗うつ剤を飲むと頭の働きや知能が10分の1くらいに落ち込んじまう


頭がぼーっとしているし、何とかクリアにしようとしても、暗雲が晴れてくれたことは一度もない

眠いし、だるいし、きつい


だけど意識の力でどうにもならぬ

最悪の落ち込みは抗うつ剤でとりあえず防げるとしても、この先、薬への耐性がつき薬の量を増やされるかもしれない

そしたらますます脳の働きが鈍くなる

このままでいいのだろうか? ずっとずっと病院通いして薬がなくちゃ生きていけない人生になるのだろうか?

未来はないし、抗うつ剤治療に不安と恐怖を生じるようになってしまったのだ



僕はあるところまではうつが改善できても、そこから先は入り込めない自分の壁がある感じがした

この壁を感じ続け、どんな手段でも効果が上がらずマンネリ化すると思い、様々な心理療法(精神療法)を探し始めた

それらはこちらを参照して下され右斜め下
  1. はまぐぅの経験したうつ病治療 カウンセリング編
  2. 精神科抗うつ薬投薬治療
  3. パキシル(抗うつ薬)減薬 うつ病と減薬体験
  4. はまぐぅのうつ病治療体験記
  5. うつ病認知行動療法体験記
  6. うつ病治療 精神科にて

うつ治療法に関する本ならとことん読んだ

どれも自分のどうにもならない抑うつ心理状態に決定的な影響を与えられない(本だからしょうがないんだけど)

だから、専門家の先生による決定的な治療法を探した

認知行動療法の時に感じた、「これ以上進めない壁」の先に僕を導いてくれる心理療法を期待して

壁の向こうに連れて行ってくれる克服法はないかと、うつの重い頭で「何気な~く」検索していると、うつ克服体験記が書かれてあるブログに目がとまったどんっ(衝撃)


抗うつ剤も駄目、何も駄目、あれも駄目、これも駄目だった鬱病の人が改善へと向かった話だった

その人の求めていた「心の根っこからのうつ解決」が、その時僕がまさに求めていた治療法と同じだったから目にとまったんだろうな

うつを気力で切り抜けようと頑張っても、頑張れない、いやいや、ますます落ち込んでしまう症状だから、心の根っこに意志力では手の届かない病巣が潜んでいるに違いないちっ(怒った顔)
薬物治療だけやっていて、他は何にもしないでいたら、薬に頼り切って、永遠に気づかなかったに違いない

心の根っこから解決できるという克服法は魅力的にうつった

心の根っことは、いわゆる深層心理とか無意識と呼ばれる、心に占める割合が膨大な分野のこと。8割とも9割ともいわれる

でも、なかなか手が届かない!失恋意識できない部分だから、この大きな世界で問題が起こっていたら、ひたすら耐えるしかない

無意識に手が届くためには、そのブログの体験記によると、意識がすごく変性している状態で理性や批判力がなくなっていて、無意識の扉が開いている状態が必要とのこと

そんなことできるのか? できるならお目にかかりたいよ! と夢物語な風に思ってた

でも、のちのちに実際にできたし、無意識の扉が自分でも開いているのがはっきりわかった時は、夢が実現したと思った!




とはいえ、誰だってそう簡単にできるわけじゃない


しかもただの変性した意識とか瞑想状態のレベルでは、とてもじゃないけれど無意識の世界には入れないし、鬱病を根っこから壊していくこともできない


神業を持った人じゃないと無理な世界だひらめきとブログの体験記には書いてあった

いわゆる街の催眠療法や自律訓練法で導かれる催眠状態では、心の根っこには手が届かない(という)

あれは無意識からの根本解決を謳っているけど、実は心の浅い部分しか手が届かないらしいし、治る実感も非常に薄いらしい

でも、目に見えない無意識という世界だから、それを利用して、お客を呼び込んでいるとのこと


実際に無意識の世界に入るという行為が現実化させることができる、そんな神業を持っている唯一の人間が岩波先生だという

その人に俄然興味を持ち、岩波英知さんのサイトに書かれてある「岩波英知の言葉・講演集」を読み、ますますこの人しかいない! と強く思った

かなりの分量があるから、自分に当てはまる分野だけ読んでもいいと思う。




岩波さんに会ってもいないのに、この先生しかいないという直感を持てたのも不思議だったが、運命の出会いになるときって、そんなものかもしれない

神業だという技術力の高さや評判の高さ、岩波さんの考え方を知るうちに、お金をどんなに支払っても、どんなことをしてでも受けたいと思った

受けずして、うつ治療を諦めたくなかった

「これ以上進めない(無意識の)壁」を取っ払ってくれるのはこの人かもというような期待があった

僕が求めていたものと、そのブログに書かれてある(リンク先にそのブログが掲載されていますのでそちらからどうぞ)ことがぴったり一致していた

認知行動療法治療中に感じた、僕の中のうつ改善の壁を越えられないままだと、一生同じ状態で苦しみもがいて疲れ果ててるだろう

良くならないまま、不眠、焦燥感、偏頭痛、異常なほどの肩こり、食欲不振、無気力、能力衰退、楽しめないし笑えないし感動できない状態が続いていく


うつに取り憑かれている自分の半生を嘆く羽目になることは確かだった


それだけは嫌だ! ここでやらないといけない! これはやるしかない!

しかし料金が高い

でもそんなことは言っていられない


お金を払えば、一生ものの自由な抑うつとは無縁の心になれる


貯金はあったし、一生抑うつ状態で、しかも休職せざるを得なくなるリスクに比べたら、なんと安いことか!モバQ(とはいえ、うつ病で無職の人で貯金もない人だとなかなか手が届かない料金でもある)

失業手当や生活保護を受けて生きなければいけない不安に比べたら、いまここでやっておくべきだと思った

それにスゴ腕の先生だけあって、予約もものすごいらしい(やっぱり、すごい人数の人が全国隅々から通っていた。お医者さん、会社経営者、弁護士、会計士、芸術家などなど。さすがカリスマ!exclamation

うつは解決を先延ばしにしてしまうと、治る労力がどんどん増えてしまうそうだ

時間との勝負だと思って、思い切って岩波英知さんの「心理・脳内プログラム」の門を叩いてみた

ワクワクとドキドキが入り乱れた精神状態だった

やっぱり不安だし期待もある


期待があるから不安にも感じる鬱病の思考

この先、自分は一体どうなっていくのだろうか、変われるのか、抑うつから解放されるのか?

家での訓練プログラムもちゃんとやっていく決意でいた

これをやりこむかどうかで、効果が出始めるのが変わってくるらしい

長くなってしまったので、今日はこれまで。手(パー)

壁を突破していく自分の話
こちらに続く


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