岩波チルドレンのブログ うつを超えたどぉ~

はまぐ~のブログ。うつ病を切り抜けた男の雑感を書いています

2009年09月

うつが治った人、改善した人、寛解した人が、それについてブログに書くことの意義を考える


うつの苦しさ真っ最中は、とてもじゃないけど、ブログなんか更新している気力なんかなし禁煙


かといって、うつについて詳しいけれど、自分がなったことがない人が書いても説得力なんかない


つーか、うつは薬で簡単に治る、精神科の医者病院に相談しましょうという流れになってしまいがち


それが一番当たり障りない書き方だしなぁ


それと一番引くのが、クスリ自慢のブログ雨


私はこのクスリを●●mg服用している、こんなクスリもらったとかね


そんなこんなで、やっぱりうつが寛解・改善した人こそ、ブログでどんどん体験記を詳述すべき!かわいい


このうつ病ブログ立ち上げ動機の一つにそれがある


あと、うつ持ちの家族の人のブログも大事かな家


うつは周りまで巻き込んでしまう(多かれ少なかれ、病気とはそういうもんだけどね)


二次うつというものもあるくらいだから、家族の心のケアも絶対大事だ


僕はうつが治ったからこそ、書かなきゃいけないと思ってる


同じ境遇を経験した人だからこそわかることが絶対ある


同じうつの人の体験手記を読んで感動したことがあるしもうやだ〜(悲しい顔)


失敗談、注意、成功談はどれも生きた教訓になったし、このブログもなればいいなぁ


そんなわけで、以前、うつが治った体験談を載せていた人、ありがとう!プレゼント


現在進行中で、うつが寛解・改善、克服した人、どんどん情報発信していこう!電話


みんなで希望の光を大きくしていきましょう!

最悪だった気分障害も晴れてきて、抗うつ薬の量も減っていった


でも、医者からショックなことを言われた💔


このまま抗うつ薬を使わずに過ごしたいって希望を告げただけなのに、医者は薬をもう出さないでくれという意味でとったのか


「はまぐぅさんはこれからずっとうつと付き合って行かなくちゃいけないから、うまく薬でコントロールする方法を考えていきましょう」と言われた😞


え??? 一生? 治らない? 😞


徐々に回復してきたが(ちょっとマンネリ気味とはいえ)、これ以上うつ改善はあり得ないことを言われて、かなり凹んでしまった😵

一生薬を毎日飲み続けなくてはいけないのか?


抗鬱薬を飲む前と飲んでからでは、仕事の能率もかなり違ってきて、少しでも減らしたかったのに!

人並みに仕事をしたい気持ちすら、否定された

「もっと簡単な仕事をやったほうがいい」(たしかにそうなんだけど。過労はうつに良くないし)

でも、プライドがあった😠

エンジニアの仕事をしたかったし、そのためには頭をしっかり働かせないといけない

うつは判断力、思考力、記憶力、スピードすべてが落ちてしまって、ミスも多くなる。それも初歩的なミス

はたして、このまま抗うつ薬にお世話になって(それも一生罪悪感を感じながら)、人並み以下の簡単な仕事をしなくちゃいけないのか




僕はそこまで落ちてしまったのか・・・それが現実なのか

かなり悩んだ☔ 悩むと当然うつが悪化した。焦ったのもいけなかった

もし抗うつ薬と一生付き合っていくという覚悟を持てたら、それはそれで心は安定するんだろう

でも、まてよ?

薬をずっと飲み続けると言うことは、医者が儲かり続けるということじゃ?🏥v

単にうつの現状を医者は言いたかっただけなのかもしれない。でも、裏にある意味まで不信がって聞いてしまうようになった

つまりは医者との信頼関係が崩れはじめた🏥💔😵


精神科医と患者、ここに信頼関係がなくなるともうおしまいだ

医者から出される薬も、疑いながら飲むし、このまま先治る希望の光はあるのか?

前の精神科医のように薬の自動販売機になりそうな予感がした

患者側もマンネリ化を感じると、医者の方もマンネリを感じるんだろうな↘ だから、カウンセリング、診療そのものが事務的になる

「どうですか?」「じゃあ、これを出しておきましょうね」 こういう会話になると、もう五分診療になってしまう。五分診療もかかっていない、三分ぐらいだろか

暗鬱な気持ちになって診察室を出た

受け取る側の問題もあると今思えるけど(うつ病だったし)、うつ回復に少しであるが希望を持っている時に、ショックなことを言われると、かなり凹む

医者は凹ませるために言ったわけじゃないことは頭では理解しているけれど、マイナス思考だけは止められなかったし、不信感は拭いようがなかった

凹むからこそうつなんだろうけど、この先精神科治療を続けても意味がない、いや先がないと思い始めた

はまぐぅのうつ治療の彷徨は続く↩



次は岩波英知さんというスゴ腕の心理療法士との出会いを書いていきたい

その後、はまぐぅは、結局認知行動療法を行う病院も辞め(医者との信頼関係が崩れたため)、別の心理療法・精神療法を探すことに

瞑想もいいかもしれないとか、瞑想やヨガで脳内麻薬をいっぱい出せば、気分が晴れてくるんじゃないかとか

認知行動療法で楽になったのは確かだから、まだ他にやり方があるだろうと思った

そこに一縷の望みをかけた。一生、薬漬けは嫌だし、脳をフル回転させて仕事もしたい!

焦りはよくないのはわかっているけど、焦ってしまう精神状態だった😵

ICO_091.GIF

新しい認知行動療法を取り入れている病院🏥に通うこととなった


ほんとは最初の病院でやってくれていたら良かったと思う

けど、ただお金を払い、薬をもらいに行くだけの所だった🏧


そんなうつ病治療法はむなしい


抗鬱薬を飲んで時間が解決してくれるならば、そんな虚しい行動も正当化できるけど、うつは時間では決して解決しないものだった


ましてや休めばいいというわけでもなくて、うつの人は絶対に将来のことを考える


そうなると、休んでいるだけでいいのか? と疑問が生まれて、マイナス思考から休息そのものも焦りやストレスの原因になる


そこがうつの怖いところで、僕もよくわかる




認知行動療法は、なぜうつになったのか、どういう受け止め方がうつを悪化さえ、ストレス要因にしていたかをやっていく心理精神療法。簡単に言うとそうなる

抗うつ薬だけ飲んでいるより、はるかに前向きな治療法だった😃

うつは病院に行けば治る、医者に相談しようとネット上でアドバイスしている人が大勢いるけど、なんつー無責任な書き込みだろう!

適切なうつ病治療をしてくれる病院はまだまだ少ないのが現実なのだ

そして抗うつ薬への過度な依存もよくない傾向だと思う

うつは薬を飲んで休めば治るなんていう安直な考えでいると、はまぐぅみたいに期待を裏切られ、うつ完治を先延ばしにしてしまうだけ

はまぐぅのブログ開設の理由の一つに、うつ治療への安直な考えを少しでも変えて欲しいという願いがあります

ほんと抗うつ薬だけ出す病院(しかも十分な説明がない)は淘汰されていくべきだと思う。それが頑張っているお医者さんのためでもある

うつは心の風邪なんとかいって、薬を飲めば治るという安直な雰囲気を流したのは誰だろか

うつ=難病というイメージを植え付けることもあんま良くないけど、心の風邪みたいな雰囲気も良くないなぁ

敷居を低くして、病院に通わせ、薬を大量に売りつけるキャンペーンの一貫か?

今でこそ、うつへの知識、メンタルヘルスなことへの造詣が深まったけど、最初は無知だった

ってことは、無知な人は今もたくさんいるんだろうし

かなり話が脱線してしまった(汗)



うつには心理療法がよかったということをいいたいのだ、つまりは!✊

認知行動療法はイギリスやアメリカでも投薬治療オンリーへの反省から積極的に取り入られているし、日本でもどんどん増えて欲しい

抗うつ薬もパキシルを減薬していった。同時に他の薬を出してもらった

パキシル減薬の苦労は前にも書いたけど、折にふれてまた書いていきたい

もやもやしたわけのわからない脳内が認知行動療法で、霞が取れてきた感じがした

しっかり知ること=認知の正しさをもつことで、ある程度うつは回復するし、前向きにもなれる

なにより「俺はうつ治療を受けているのだ!」という実感が嬉しかった

希死念慮が常にあって、だるすぎの状態から、だいぶうつの波がおさまってきた

最悪期は脱することができた

しかしそれ以上、変化がなくなり、ちょっと認知行動療法をやってくれるカウンセラー(心理分析医)とは気が乗らなくなってきた

うつ特有の症状でそうなったのかわからないけど、これ以上続けても難しいと感じ始めた

薬も相変わらず飲み続けていて、一生それが続くかもしれない不安に襲われたりした(これが一番大きかったかな)

エンジニアの仕事も何とか続けていたけれど、それも難しくなり始めた↘

他にうつ治療法はまだないか、また模索が始まった↩

でも、最悪の抑うつ状態がなくなったのは大きな前進だったと思う↗

お世話になったお医者さんやカウンセラーの先生に感謝を伝えたい

ただ、うつが最悪じゃなくなったからといって、悪夢状態なのは確かなわけで、それが続いたら、また最悪期に戻ってしまう可能性も高かったから、早くどうにかしたかった

ICO_051.GIF

doctor-1228629_960_720.jpg
心理カウンセリング、精神科/心療内科通院とうつ治療を続けてきた

病院でのSSRI投薬治療を受けはじめた頃、その力によって解決してくれて抑うつも晴れると期待してた

でも、そんな人生も鬱病も甘くなかった

抗鬱薬を飲めば、いつかきっと鬱病は治っているだろう、なんて期待は、抱かないほうがいいと思います

僕も何の知識もなく、うつは普通に病院で治療すれば治るなんて甘い考えを持っていたけど、それが大きな間違いだった

うつは非常に手強いもので、『心の風邪』なんかではない

脳の重体状態といっていいものだ

パキシルなどのSSRIを飲んで治るほど簡単ではなかった

抗うつ薬は万能ではなく、うつは風邪のような軽い状態じゃない

逆に抗うつ薬の副作用に苦しめられた

しかも副作用がなかなかおさまらなかった

でも、うつ悪化の苦しさなのか、SSRIの副作用なのかすらわからなかった

精神科医に相談してもラチがあかなかったのは前に書いたとおり

次第に通院も重荷になっていった

どーせ通っても、いつものような簡単なやりとりで終わって、あとは抗うつ薬を薬局にとりにいってお終いってなかんじだろな、と

そこでうつはどうしたら治るのか、はたして治るものなのか、インターネットで調べてみた

出るわ出るわ、うつ治療体験記!

ブログでこまめに更新している人は偉いと思った

うつがきつい時は、パソコンの電源ボタンすら触れられなくなるもんなのに

もう10年近くうつと闘病しているのに、まったく変化がない人も多く、失望してしまう

その間ずっと抗鬱薬を飲んでいるし、もう手放せなくなっている

僕は怖くなった

ブログ主には悪いけど、うつの苦しさ、通院記録をただ載せているだけで、読んでいるこっちもやるせなくなる

うつが治った人なんてほとんどいない

治ったと言っている人もたくさん抗うつ薬を飲んでいる




そうこうしてるうちに、森田療法や心理療法があることに気がつく

前から目にしていたけど、通院していたから興味がわかなくてスルーだった

でも、心理療法にはどんな種類があるんだ? と調べてみた

森田療法は入院した方が効果が出るそうで、やむなく選択肢から外した

仕事を続けながらではできない

心理療法に一種に認知行動療法があると知り、病院をかえる決意をした

通院していた精神科は、ただ薬を出すだけで、心理療法もカウンセリングもまったくやっていなかった

だから認知行動療法にかけてみる決心をした。減薬も考えていくことにした

で、病院を認知行動療法を行っているところにした。減薬もそこでやっていくことに

減薬も大変だったけど、前より全然良かった

もし減薬をしないままだったら、その状態が続くほど、外すことが大変になる

あの時にはじめられた良かったと思う



そんなこんなで、うつが治るまでの記録をしばらく続けていきたい

認知行動療法と新しい抗うつ薬でしばらく鬱病をしのいでいたけど、効果がそれ以上のぞめなくなった

また憂鬱の日々が続いて、そのあとに通った岩波英知さんの心理療法でやっと改善していった流れに入り、うつが治ったのだけど、次は新しい精神科での体験記!

このページのトップヘ