うつになりやすい人は、完璧主義やで頑張りやで、融通が効かなくて、遊ぶことが下手で、広い視野がなく、オン・オフの切り替えも苦手な人だと思います
僕もそういう性質が多分にありました
だから、今はたくさん遊ぶし、気分転換が上手になった分だけ、憂鬱な日々とはおさらばできています
以前よりもものごとに対する考え方に柔軟性が出て、良い意味で完璧主義者から脱出しました
だから、今はたくさん遊ぶし、気分転換が上手になった分だけ、憂鬱な日々とはおさらばできています
以前よりもものごとに対する考え方に柔軟性が出て、良い意味で完璧主義者から脱出しました
思えば、僕は何にも悪いことはしてこなかったのに、あんな地獄に突き落とされたような苦しい鬱状態になるなんて、やってられない思いでした
腹立たしかったし、なぜ? なぜなんだ? そういうことばっかり考えてました

僕の経験から、うつが回復に向かう人は、自分の考え方、認知の仕方を根本から大きく変えられた人だと思います
岩波英知さんの心理・脳内プログラム(神経症克服プログラム)にかよっている人も、うつが治った人は、がんじがらめの性格が柔軟になっていきますし、広い視野を持てるようになっています
言ってみれば、うつの人は僕もそうだったけど、悩むことしか毎日やってこなかった
そして、それも気づいていないことが恐ろしいです
それは長い年月にそれしかしてこなかったからで、そういう性格が成功を収めてきた要素になってきたかもしれないけれど、一つ歯車が狂ったら、悪化することしかできなくなる
だから、うつになってしまう人は、うつにどんどん突入していく時の『自分』が変わっていない限り、一時的に回復しても、またいつ落ち込みの悪魔に襲われるかわからないと思うんですね
いくら休職しても、ストレスから解放されても、その自分であるかぎり、また新しく焦りとストレス要因を、休息の中にも見出してしまいます
だから、うつになってしまう人は、うつにどんどん突入していく時の『自分』が変わっていない限り、一時的に回復しても、またいつ落ち込みの悪魔に襲われるかわからないと思うんですね
いくら休職しても、ストレスから解放されても、その自分であるかぎり、また新しく焦りとストレス要因を、休息の中にも見出してしまいます
だから、病んでいただけでも、時間をかけてゆっくり治そうとしても、いつまでたっても同じ状況のまま、時間を無駄に過ごしてしまって、復帰する頃にはもはや3周遅れぐらいになってしまって、またおちこむことになっちゃう
うつの厄介な点に、再発の恐怖があるけども、同じ性格・性質のままだと、また何か心に負担がくるような出来事や事件に超面した時、心や脳が、以前と同じ回路で対処してしまって、うつの悪魔が忍び寄ってくるんだと思う
だから、自分の性格はしっかりと把握しておいたほうがいいです
何が自分で自分を追い詰めていったのか、その性格や考え方・捉え方;認知の歪みが、いかにしてできあがってしまったのか、しっかりと認識することが大事
うつを治すためには、うつという症状だけを見ていると、薬漬けのうつ闘病となってしまうんで(症状が上向いたかどうかだけしか見ない)、うつ病になる自分とその生い立ちから見つめなおしてください
うつになるからには、原因があります
わからないという人は、原因を直視したくないとか、精神的なものから来ているのではなく、ただの脳の病気だと信じたい人なんだと思います
人は生きていれば、色々なストレスに晒されるし、ストレスに負けるのは決して恥じゃない!
問題は、そこから立ち上がるかどうかだから、うつを薬を飲んでやり過ごそうということだけは、あんまりしないほうがいいと思います
今のうつが結果であるならば、原因は生い立ちの中にあるし、その生い立ちの中で、どういう自分が作り上げられて、うつに突入してしまう自分になってしまったかは、大事な部分です
ただし、注意点があります
あんまり過去の辛いことばっかり向き合っていると、うつが一層悪化するので、一人だけでもがかないほうがいいです
認識することが大事なので、『うつになって仕方がない部分があったんだな~』ぐらいに思ってくれれば、次にやるべきことが見えてくるはずです
それは過去の人生に対しての執着を外していくことと、それまでの自分の思考や認知の部分を変えていくこと
最初に言ったけど、うつになりやすい思考の部分が変わって行かない限り、いつ再発するかわからない
また変えられないのは、過去の流れの中で、執着していることがあって(それはトラウマだったり、孤独だったり・・・・)、いつまでもそこのしがらみから抜け出ることができないから、前へ進めないということ
一つ例を取ると、うつの人の親に多いのが、厳格な人間味が少ないタイプ
その親から、自分がどう影響を受けて、融通が効かない精神的にすり減らしていくような生き方になったのか、そういう呪いがあるわけです
でも、悩んでいる本人にとって、それ以外の生き方なんて考えられないし、どう変わればいいかわからない
そこが執着しているから、周りが見えなくなっているということなんです
そういう自分でやってきたことを、今更変えるなんて恐怖
むき出しの生身の自分に立ち返ることは不安でたまらない
そこも執着しているから、なにかアクションをしようとすると恐怖と不安がつきまとっちゃう
親からの刷り込みがずっと幼少期から続いてきたら、そりゃあ誰だって、それ以外の自分になることは不安でたまらないと思います
でも、そこを突破しない限り、うつになった自分が、うつを治せることは、とても困難だと思う
うつが治ったというのは、過去との決別です
それは自分自身の今までやってきたことを捨てる勇気がなくちゃできないこと
いつまでも過去の自分に執着していたら、未来はないと思うんです
僕はそういう執着をどう外して行ったかというと、岩波英知さんの神経症克服プログラムで、深いすごいトランス状態に入って、過去の自分の流れを洗い出して、抑圧を取り除き、執着を外していくことで、『うつになって当たり前の自分』を受け入れて、新たな第一歩を踏み出しました
いくら頭で過去の執着=呪いを外そうとしても不可能です
だから、無意識の深い部分で処理することが大事
感情で抑圧とトラウマ処理をしないと、心を洗うことはできないんです
過去への執着が減っていけば、柔軟な思考ができるし、都合よくものごとを捉えられるようになります
だから、今も再発していないし、理由のない強さを自分自身に感じられるようになりました
自分自身への信頼感というものです
それがあるからうつが治ったのだと思います
コメント
コメント一覧 (1)
私はそれなりに平凡に生きてきました。そして大学を卒業し、
会社員として一年程、5時起床、片道2時間電車通勤、深夜1時帰宅という生活を送っていました。
二月頃から体がだるく頻繁にめまいや風邪や腹痛を起こすように。
三月頃から単純な事務作業をしていても自分が今なにをしているかわからなく、パニック状態になったり、人と会話をしている途中に急に相手がなにを言っているのかわからなくなる状態が続きました。体調も良くなく、口の中が常に胃液の味がして気持ち悪かったです。自身の症状に恐怖を感じ始め、診療内科へ。なぜ診療内科へ行ったのかわかりません。
中度のうつ病と診断され、一週間分の抗うつ薬、睡眠剤の処方、三ヶ月の休職が必要と告げられました。
自分で診療内科へ行った時点で精神的に少し問題があるのはわかっていましたがメンタルも身体も弱い人間だと自分を責めていました。しかし、考えることをやめて自殺をすることを妄想すると身体が楽になり、一日中そのことばかり考えていました。その次の日もずっとそのことを考えているうちに、自殺しなければいけないと思うようになり、一週間分の処方された薬を全て飲み、意識がとびました。気付いたのは朝8時半頃会社の駐車場でした、そこでまた意識が
とび会社の方が連れて行ってくれたらしく、病院のベットで目が覚めました。
四月に私の通勤時間や症状を考慮してくださり、会社が自宅から近い職場へ転勤辞令をだしてくれましたが、その頃には身体も精神も限界で休職させてもらうことになりました。
それからしばらくは迷惑をかけたこと、心が弱っている程度で休職をすることを恥、自暴自棄になったりしていました。
しかし、時間が経つにつれ少しづつ落ち着き、見るだけでも辛かったテレビを見られる様になりました。
今この状態ですが、会社に行く、近づくと吐いてしまったり、会社の中に入れてもパニックになるだけで復帰のトレーニングさえ出来ない状態です。ですが、長く休んでしまったことや、同期との実力の差がどんどん開いていく焦りから、また、自暴自棄になってしまいます。家族も前よりは良くなった自分に対して会社に行きなよと毎日言われるので、
早く元に戻らなければと焦ります。
なんの為の休職だったのか、全く使い物にならず、迷惑だけをかける気持ち悪い存在だと思います。
ただ、このブログを読んで考え方の改善をしていく必要があると思えたのが救いです。
hamagooutu
が
しました