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心理カウンセリング、精神科/心療内科通院とうつ治療を続けてきた

病院でのSSRI投薬治療を受けはじめた頃、その力によって解決してくれて抑うつも晴れると期待してた

でも、そんな人生も鬱病も甘くなかった

抗鬱薬を飲めば、いつかきっと鬱病は治っているだろう、なんて期待は、抱かないほうがいいと思います

僕も何の知識もなく、うつは普通に病院で治療すれば治るなんて甘い考えを持っていたけど、それが大きな間違いだった

うつは非常に手強いもので、『心の風邪』なんかではない

脳の重体状態といっていいものだ

パキシルなどのSSRIを飲んで治るほど簡単ではなかった

抗うつ薬は万能ではなく、うつは風邪のような軽い状態じゃない

逆に抗うつ薬の副作用に苦しめられた

しかも副作用がなかなかおさまらなかった

でも、うつ悪化の苦しさなのか、SSRIの副作用なのかすらわからなかった

精神科医に相談してもラチがあかなかったのは前に書いたとおり

次第に通院も重荷になっていった

どーせ通っても、いつものような簡単なやりとりで終わって、あとは抗うつ薬を薬局にとりにいってお終いってなかんじだろな、と

そこでうつはどうしたら治るのか、はたして治るものなのか、インターネットで調べてみた

出るわ出るわ、うつ治療体験記!

ブログでこまめに更新している人は偉いと思った

うつがきつい時は、パソコンの電源ボタンすら触れられなくなるもんなのに

もう10年近くうつと闘病しているのに、まったく変化がない人も多く、失望してしまう

その間ずっと抗鬱薬を飲んでいるし、もう手放せなくなっている

僕は怖くなった

ブログ主には悪いけど、うつの苦しさ、通院記録をただ載せているだけで、読んでいるこっちもやるせなくなる

うつが治った人なんてほとんどいない

治ったと言っている人もたくさん抗うつ薬を飲んでいる




そうこうしてるうちに、森田療法や心理療法があることに気がつく

前から目にしていたけど、通院していたから興味がわかなくてスルーだった

でも、心理療法にはどんな種類があるんだ? と調べてみた

森田療法は入院した方が効果が出るそうで、やむなく選択肢から外した

仕事を続けながらではできない

心理療法に一種に認知行動療法があると知り、病院をかえる決意をした

通院していた精神科は、ただ薬を出すだけで、心理療法もカウンセリングもまったくやっていなかった

だから認知行動療法にかけてみる決心をした。減薬も考えていくことにした

で、病院を認知行動療法を行っているところにした。減薬もそこでやっていくことに

減薬も大変だったけど、前より全然良かった

もし減薬をしないままだったら、その状態が続くほど、外すことが大変になる

あの時にはじめられた良かったと思う



そんなこんなで、うつが治るまでの記録をしばらく続けていきたい

認知行動療法と新しい抗うつ薬でしばらく鬱病をしのいでいたけど、効果がそれ以上のぞめなくなった

また憂鬱の日々が続いて、そのあとに通った岩波英知さんの心理療法でやっと改善していった流れに入り、うつが治ったのだけど、次は新しい精神科での体験記!